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ベルサイユの子
2011-03-09-Wed  CATEGORY: 洋画ドラマ
ベルサイユの子ベルサイユの子
幼い息子エンゾを連れた若い母親のニーナは凍てつくパリの街をさまよう路上生活者。ある晩、寒さをしのぐために収容されたのはベルサイユ宮殿近くの施設だった。翌日、パリへ戻ろうとする2人は森の中で道に迷い、森で暮らす男ダミアンに出会う。ニーナはダミアンに道徳心があることを感じ取り、一夜を共にした後、エンゾを残し姿を消す。その日からエンゾはダミアンと2人で生きて行くことになるのだった。





予告編

解説
社会からドロップアウトして独り暮らす男と母親に置き去りにされた子どもの交流を描いたドラマ。出演は2008年に37歳で他界した「ランジェ公爵夫人」のギョーム・ドパルデユー、映画初出演のマックス・ベセット・ド・マル・グレーヴ、「真夜中のピアニスト」のオーレ・アッティカなど。監督・脚本は本作が長編デビューとなるピエール・ショレール...作品情報

ストーリー
夜のパリの街を幼い息子エンゾ(マックス・ベセット・ド・マル・グレーヴ)を連れて、寝場所を探し歩く若い母親ニーナ(ジュディット・シュムラ)。安ホテルは今夜も満室で、公園で拾った新聞の記事をニーナは食い入るように見つめている。ホームレス支援団体のパトロール員にベルサイユの施設に案内された二人は、なんとか一夜の宿を得ることができた。翌日。パリに戻ろうと駅に向かう途中、ニーナはベルサイユ宮殿を囲む森で道に迷い、掘っ立て小屋の前で焚き火をする男ダミアン(ギョーム・ドパルデユー)と出会う。夜の帳が下り、焚き火の前で会話を交わすニーナとダミアン。諌められるのも、憐れま... 夜のパリの街を幼い息子エンゾ(マックス・ベセット・ド・マル・グレーヴ)を連れて、寝場所を探し歩く若い母親ニーナ(ジュディット・シュムラ)。安ホテルは今夜も満室で、公園で拾った新聞の記事をニーナは食い入るように見つめている。ホームレス支援団体のパトロール員にベルサイユの施設に案内された二人は、なんとか一夜の宿を得ることができた。翌日。パリに戻ろうと駅に向かう途中、ニーナはベルサイユ宮殿を囲む森で道に迷い、掘っ立て小屋の前で焚き火をする男ダミアン(ギョーム・ドパルデユー)と出会う。夜の帳が下り、焚き火の前で会話を交わすニーナとダミアン。諌められるのも、憐れまれるのも嫌う二人のはみ出し者はいつしか肌を重ね合わせた。翌朝、メモ1枚を残し、ニーナはエンゾを置いたまま姿を消す。母の姓もわからないエンゾに、ダミアンは激しく詰め寄るが、行くあてのないエンゾを結局は引き受けることになるのだった。一方、ニーナは新聞に載っていた施設を訪ね、面接を受けていた。両親にも世間にも厄介者扱いされていた彼女を施設長は励まし、職を与える。そんな中、エンゾはダミアンと次第に心を通わせ、ホームレス仲間にも受け入れられていった。ある日、ダミアンが病に倒れ、エンゾはベルサイユ宮殿に走って助けを呼ぶ。エンゾのおかげで一命を取り留めたダミアンは、社会へ戻る決心をし、森を出て疎遠となっていた父を訪ねる。傍らには父の新しい伴侶ナディーヌ(オーレ・アッティカ)がいた。日雇いの解体作業に就いたダミアンは、エンゾを学校に入学させるため、役所の職員に嘘をついて書類を作成、エンゾを認知する。エンゾは学校に入学するが、ダミアンは父とナディーヌにエンゾを託して再び家を出て行ってしまう。ダミアンから電話一本ないまま、7年が過ぎたある日、父とナディーヌのもとにニーナから手紙が届いた...作品情報

【公開日】 2009年5月2日
【英題】 VERSAILLES
【製作年】 2008年
【製作国】 フランス
【上映時間】 113分
【配給】 ザジフィルムズ
【監督・脚本】 ピエール・ショレール
【撮影】 ジュリアン・ハーシュ
【製作】 ジェラルディーヌ・ミシュロ
【音楽】 フィリップ・ショレール
【衣装デザイン】 マリー・スザリ
【出演】 ギョーム・ドパルデューマックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴオーレ・アッティカパトリック・デカンジュディット・シュムラ
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愛情と絆を描いた感動作
コメントショレール | URL | 2011-03-09-Wed 21:10 [編集]
ストーリー解説を読むと、ありがちで面白みのない映画みたいに思う。僕も、レンタル店でキャンペーン中で、3本借りるよりも5本借りた方が安いという不思議な状況で、穴埋めに借りてみた、聞いたことも無い作品だった。
 でも、「スラムドッグ・ミリオネア」を含む話題の映画3本よりも、この映画の方が僕には心に残った。子供のエンゾは本当にけなげで無力で無垢だ。可愛らしい、なんていう言葉では適切じゃない。子供というものの無垢な姿が、そこに凝縮されている。そして、ほとんどしゃべらないのに、たまに話す言葉がグッとくるんだ。
 そしてまた、森を出て助けを求めに急ぐエンゾの姿が、たまらない。その醜く汚れた外見がまた、たまらない。また、あるシーンで、彼が呟く「森がいい」という短いセリフは、シナリオとしても完璧な瞬間だと思う。その一言に、観ているこちらが、キュンと切なくなる。きっと世界中の人が感じる、この子を守ってやらなければという気持ちが、呼び起こされる。すごいシナリオだと思う。わざとらしくなくて、作り物めいていない、本当の言葉だ。そう、子供はそんな言葉を口にするんだ。だから、守ってやらなければならないんだ。そう感じる。
 物語の中で、失業者が200万人と出てくる。今の日本の状況を考えれば、他人事とも思えない。大学を出た若い人たちに、働く場所がない。見つけても、劣悪な職場ばかりで、続かない。これは、遠い国の出来事ではない。
 この映画には、スペクタクルは無い。劇的な高まりも無い。感動的なものすごいラストも無い。
 でも、嘘の無い映画で、原作が持っていたいくらかの真実の3分の1も表現できなかった「スラムドッグ」よりも、ずっと心に響いた。
 道徳を説いている映画じゃないけれど、僕はこれを、とても良心的な映画だと感じた。
心には届く
コメントギョーム | URL | 2011-03-09-Wed 21:22 [編集]
幼い子供を持った一人の女性。若さがゆえに子供を育てる意志が弱い。意志が弱いという表現を頭に浮かべながら、子供への接し方がわからないと言った方が適切だとも感じる。そんな若き女性が森で男性に出会う。服役経験のある、無職の男性。二人に共通することは無職であり、働くことへ抵抗があるということ。そんな男性のもとに子供を置き去りにするところから物語は起伏を見せる。
 置き去りにされた子供と働いたことがない元服役囚。二人の間に付かず離れずのささやかな絆が生まれる。そしてその子供から生きるということへ真剣になることを学ぶ元服役囚。自堕落に世の中から逃げて生きてきた彼が社会と向き合う姿は、生きることの難しさや辛さを描き出す。そして血の繋がっていない子供を育てる意志を固めた男性の表情には、確固たる決心と責任感が表れる。また愛されることを知らない子供が強く生きていく様子も映画の語るところであり、純真な瞳に強い意志を秘めたその子供の生きる姿、足を一歩一歩踏み締めていくそれだけの姿が愛おしく、また力強い。

 働くということ、生きるということ、愛、絆、信頼、そして社会の厳しさ描いたこの作品は、今を生きる人々、困難に立ち向かう人々に勇気を与える作品だと思う。
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